「物を長く使う」の度が超えていた彼の話
元彼の話。
元彼は、あまり物欲がないというか
洋服や身の回りの小物に関してもあまり欲しがらない人だったので
彼の持っているものや着ているものは
軽く10年は使っているような年季の入ったものばかりでした。
ひとつのものを大事に使う
と言えばとても聞こえが良・・・
良いものをずっと丁寧に大事に使い
お手入れをしているからこそ何年経っても綺麗に使える
というのが本来の「物持ちが良い」「ものを大事に使う」
だと思うのですが
私の彼は
みっともないほどボロッボロになったカバンを
ずっと使っているような人でした。
取っ手は取れそうだし
形も崩れているし・・
擦り切れちゃっているし・・
多分15年くらいは使っている物だったのだと思います。
あまりにも見た目が良くないので
誕生日にカバンを買ってあげる約束をして
ある日お店に見に行きました。
どこのお店でも
彼のカバンを見た店員さんは
「長く使われているのですね〜」
「物持ちが良いのですね〜」
と笑顔で言っていましたが
私はなんとも言えず恥かしい気持ちを感じましたね。
まぁさ、本人が気に入っているならいいけどさ。
良い大人が、スーツ着たときにボロッボロの今にも壊れそうなカバン持ってたらどうよ・・
新しいのを買えないのかな?
とか
物を乱暴に扱う人なのかな?
とか
色々憶測を呼んでしまいますよね。
気に入っている・思い入れがあるのなら
メンテナンスするなりしてそれなりの状態で使って欲しかったです。
彼は私のあげたカバンを
多分これから最低でも10年は使うんだろうな。
10年後とか仕事でばったり会って
「まだ使ってるーー!」ってなるのかな。
ちょっと楽しみです。笑
では〜